新生児、乳児の寝かしつけは大変です。泣いている赤ちゃんを1時間以上抱っこということもしばしば。ママも赤ちゃんもとてもつらい時間です。
ここでは、寝かしつけにとって重要な要素となる「1.5時間サイクル」をお伝えしていきます。
このサイクルを利用することで、寝かしつけがぐっと楽になり、意味なく泣き続ける時間を減らすことができます。
うまく活用して、子育てに役立ててみてください。
赤ちゃんの覚醒周期は90分 寝かしつけのタイミングを見つけよう
赤ちゃんは疲れたら眠る、というわけではありません。
赤ちゃんは起きてから90分間覚醒します。90分後にその覚醒が切れます。そしてまた次の90分続きます。その間はなかなか寝ることができません。
ポイントは、この90分サイクルの切れ目を利用して寝かしつけることです。そうすると抵抗なく赤ちゃんは眠りにつくことができます。
覚醒が途切れる前に赤ちゃんはサインを出します。
サインは赤ちゃんによりますが・目をこする・あくびをする・急に静かになる・手足の動きが小さくなる・やたら瞬きする(目を閉じる)など、色々あります。
どのようなサインを出すのか、よく観察して見つけ出しましょう。
眠いタイミングで寝かしつけを
タイミングをつかんだら、次は寝かしつけです。
大事なポイントは
・暗くする
・静かにする
・適温にするです。
まずはこれらの環境をしっかり整えましょう。
たまに、明るいリビングで皆がにぎやかにしている横で眠る赤ちゃんもいますが、決して快適に眠っているのではありません。無理やり限界まで起こされ、最後に寝落ちしているだけなのです。
それでは睡眠サイクルが作れず、赤ちゃんにとって大事な睡眠時間を安定確保できません。
寝かしつけには・入眠儀式・絵本・耳をなでる・添い乳・抱っこでゆらゆら・ドライブ・おしゃぶり ……たくさんの方法があります(今回は割愛します)。これらの方法と組合せ、眠りにつくタイミングで「寝かしつけ」を行ってあげましょう。
タイミングを逃したとき無理しない 寝ないときは寝ない!
寝るタイミングを逃すと、赤ちゃんは覚醒します。
次の覚醒周期に入った赤ちゃんは、もうなかなか寝ることができません。
脳が体を起こそうとしているのです。
寝かせようとするお母さんに抵抗して泣き続けるかもしれません。
遊びたいと泣くかもしれません。
無理な寝かしつけはお互いに辛い時間となります。
このような時は、素直に寝かしつけをあきらめ、次のタイミングまで待ちましょう。
90分は長いかもしれませんが、ここで無理に寝かしつけをしても結局90分泣き続けてようやく次のタイミングで寝るということになりがちです。
どうせ寝ないのなら、軽めに相手をしてあげてニッコリ笑う赤ちゃんの相手をしてあげる方が良いでしょう。
まとめ
寝かしつけには、色々な方法があります。
今回はその中の一つ、90分の覚醒サイクルを利用する方法をお伝えしました。
うまくタイミングを見つけられるようになると、驚くほどすんなりと寝てくれるようになります。
また、寝ないなーと思った時、すぐ諦めて遊んであげることによって、ずーっと泣くということも減りました。
・タイミングを見つけたらとても簡単に寝る。
・タイミングを逃したとき、諦めがつく(どうせ90分は寝ない)
少しでも、寝かしつけの参考になれば幸いです。
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